スズキ キャリィの修理

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友人から、軽トラの調子が悪い。との連絡があり、ちょっと見て欲しいとの事。

 

症状を聞くと、「かぶって走らない」「エンジンを支えるところがダメになっている」との事です。

 

 

さっそく車に乗って試乗してみました。

アイドリングが少し低めで、エンジンの振動がある様子です。

走行してみると、加速が悪い感じでした。

 

ここまでの症状で疑われるのは点火系です。。。

点火不良で2気筒状態になり、振動が発生、加速不良と思われます。

 

まずはコイルから。

コイルのカプラーを抜いて行き、変化を見てみます。

1番のコイルのカプラーを抜いてみると。。。変化無し。

2番のコイルのカプラーを抜いてみると。。。アイドリングがかなり落ち込む。

3番のコイルのカプラーを抜いてみると。。。アイドリングがかなり落ち込む。

 

次に1番と2番のコイルを入れ替えてテスト。

1番のカプラーを抜く。。。アイドリングがかなり落ち込む。

2番のカプラーを抜く。。。変化無し。

 

これでコイルの問題と特定できました。

 

 

助手席シート下側より1番のコイルを交換してエンジン始動。

振動も無くなり、試乗しても加速も問題ありません。

 

走行距離も10万キロを超えているので、ついでにスロットルボディの掃除もしておきます。

 

スロットルボディは運転席シート下より確認できます。

スロットルボディを取り外す際はクーラントが出るので、車体下に受け皿を用意しておきます。

 

 

 

スロットルボディ内部を綺麗に清掃し、ISCバルブも清掃しておきます。

 

一通りの掃除が終われば組み付けて、抜けたクーラントを補充します。

 

 

クーラントの補充はボンネットから行います。

ラジエーター上部からクーラントを入れ、助手席下のエア抜きボルトを緩めてエア抜き。

エア抜きの方法はボンネットを開けた所に丁寧に記載されていました。

 

 

これで完成です。

ヘッドライトを勝手にLEDへ交換しようかとも思ったのですが、それはまた次回に。。。

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