ホンダ トゥデイの修理の続きです。
お客様より、
「エンジン始動時にセルが回らない。」
「キックでエンジン始動しようとしても、エンジンがかからない。」
「何回かキックしたら、キックが固くなって蹴れなくなった。」
との事で、バイクをお預かりしました。
前回はクランクケース内のキックペダルの駆動周りを修理しました。
今回は始動性も悪いとの事なので、キャブの中を見てみます。
シート部分、メットインを取り外してキャブも取り外します。
キャブのフロート部分を開けて中を確認してみます。
キャブの中は綺麗なものでした。
スロージェットが少し狭くなっているかな。と言う感じです。
キャブクリーナーにジェット類を漬け込んでおきます。
その間に各部の点検。
ダイヤフラム部も綺麗です。
ゴムの弾力も動きも全く問題ありません。
キャブ内を掃除して、元通り組み付けて車体に戻しました。
とりあえずセルでエンジン始動してみます。
が、セルが回りません。
リレーの「カチ」っと言う音はしているので、セルモーターの固着でしょうか。
試しにセルモーターを叩くと、セルが回りました。
が。。。「ウィーーーン」と空回りしています。
次はスターターピニオンギアとセルモーター部分を見て行きます。
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