ホンダ CR80 クランクケース点検

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エンジン始動したものの。。。
2サイクルとは違う匂いの白煙を出して、エンジンが止まったCR80。
しかもその後エンジンが始動しなくなりました。

今回はその原因を突き止めていきます。

まずはシリンダー部分を確認します。


はい、もうおかしいですね。。。
ピストンにエンジンオイルが付着しています。
クランクもオイルが付着しています。

2サイクルエンジンなので、シリンダーはガソリンと混合した2サイクルオイルのみが入るはずです。

エンジンオイルを抜いて、クランクケースを外してみます。

やはりエンジンオイルが濁っていますね。。。

クランクケースを固定しているボルトを全て外します。
クランクケースを引っ張ってもなかなか外れません。。。

よく見ると。。。

このウォーターポンプのボルトが非常に怪しい。。。

ウォーターポンプ部の1番上のボルトがエンジンまで伸びているような形です。

試しに外してみると。。。こんなに長いボルトでした。
これを外さずに無理やり外していたら危なかったですね。。。

無事にクランクケースが外れました。

早速内部を確認していきます。

これが原因ですね。。。
クランクシャフトのシールが外れかかっていました。

このせいでエンジンオイルがシリンダーへ流れていたようです。

上からみると、もう外れていますね。。。

と言ってもCR80の部品なんて手に入るのでしょうか。

色々と探してみると。。。ありました。

CENTAURO チェンタウロ/クランクシャフト オイルシールキット【Set Of Crankshaft Oil Seals】【ヨーロッパ直輸入品】
CENTAURO チェンタウロ/クランクシャフト オイルシールキット【Set Of Crankshaft Oil Seals】【ヨーロッパ直輸入品】 CR80R



海外から届くようです。
しかも納期は2週間。。。

国内で手に入らないならば、待つしかありません。。。

とりあえずクランクケースを仮組して放置ですね。。。

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