カブのエンジン音がうるさい。との事でタペット調整です。
エンジン始動していると、カチカチカチカチと言う音が聞こえます。
走行距離も2万キロを超えているので、タペット調整をしました。
レッグシールドを外して作業します。
※必ずエンジンが冷えた状態で作業します。
※今回はキャブ清掃も行ったので、キャブも外した状態です。
エンジン左側のクランクケースカバーを外し、フライホイールを回します。
フライホイールのTマークと、クランクケースの切り欠きを合わせ上死点に合わせます。
上死点を出せたら、タペットキャップを外します。
タペットキャップを開けると、ロッカーアームが見えます。
このロッカーアームとバルブの隙間を調整してやります。
年式が古くなると、ここの隙間が広くなり、カチカチ音が大きくなります。
調整する時に必要となるのが、このシックネスゲージです。
今回は0.04mmで調整します。
こんな感じでシックネスゲージを挟み込んだ状態で調整。
シックネスゲージを動かした時に少し抵抗があるくらいです。
吸気側、排気側ともに調整したら完成です。
エンジン始動してみると、気になっていたカチカチ音も無くなりました。
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