今回は。。。いただき物のゲーム機の修理です。
昔懐かしい感じです。
喫茶店などにあったイメージが強いですが、インベーダーとかが有名でしょうか。
ロイヤルマージャンと言う麻雀のゲーム機です。
とりあえず電源を入れてみたい所ですが、長年の埃などでショートしても怖いので、
蓋を開けてエアを吹き付けて掃除しました。
中を見ると。。。結構簡素な作りです。
ブラウン管がほとんどの場所を占領していました。
ゲーム機自体は、モニター横の基盤1枚です。
埃を掃除して、電源をONにしてみると。。。
画面の中央に細い線が現われました。
5mmほどの細い線で、異様に明るい線。
しかも何となく動きがありました。
昔ブラウン管テレビで、この現象を見た事があります。
写真を撮り忘れたのですが、イメージはこんな感じ。
※写真はネット上のものです。
さて、ブラウン管修理は良く分かりません。
しかし、映像信号は来てて、細い線の中で何か動いています。
更に、コンパネ周りのボタンを押すと、少し反応もしているようです。
とりあえずブラウン管を取り外しました。
基板を見て不良個所を捜索。。。
特に変な所はありません。
部品が焼けている様子も無く、焼けた匂いもありません。
ICのハンダの盛りが少ないかなぁと言うレベルです。
しかし通電はしてそうなので問題無さそうです。。。
ハンダの盛りが少ない部品やICのハンダを取り除いて、再度盛り付け。
本体に戻して電源を入れてみる。。。
映りました。
ハッキリとした原因は分かりませんでしたが。。。
ちょうどタイミングが良かったのか、ハンダが悪かったのか。。。
まぁ映ったのでブラウン管映像の位置調整をしておきました。
調整部はブラウン管のすぐ下にありました。
さぁ、早速麻雀を楽しもうと思うと。。。コンパネのボタンが効きません。
ほぼすべてのボタンが効きません。。。
ボタンを分解清掃しようかと思い、コンパネからボタン部分を取り外し。
ボタンを外してみましたが、バラす事は出来ない構造です。
コンパネのパネルに対して、ボタンは上から差し込む形で取り付けられていました。
裏側は基板にはんだ付けされています。。。
ボタンを外すには、基板からボタンを全て外す必要があります。
ちまちまと基板のハンダを吸っていきました。
やっと基板からボタンのパネルを外す事が出来ました。。。
あとはパネルからボタンを外して行きます。
全て外せました。
パネルは錆びが酷いので、磨いて塗装しておきます。
そして。。。
外したボタン達です。
テスターを使って通電チェック。ほぼ通電していませんでした。
次回はボタンを掃除していきます。。。
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