レトロゲーム機の修理 その2

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前回の続きです。。。

テーブルゲーム機からボタンを外しました。

その数27個。。。

 

 

通電していないので、ボタンを更にバラして見てみます。

 

 

この爪を細いマイナスドライバーで外してやると外れます。

 

 

構造は至ってシンプルです。

 

 

ボタンを押すと、金具が接触して通電する仕組みでした。

その接点は。。。真っ黒に変色していました。

金具の接点部分を少し削って洗浄。。。

27個全てをバラして洗浄して組み立て。。。

 

 

気の遠くなるような作業ですが、黙々とやりました。。。

テスターで通電チェックをして、問題ないようなので組み付けていきます。

 

パネルは掃除して、塗装しておきました。

ここにボタンをはめ込んでいきます。

 

 

ボタンをパネルにはめ込んだら、基板にはめてはんだ付け。

 

電源を入れて作動確認です。

 

ボタンの反応は問題ありません。

よく効くようになりました。

 

 

このゲームの操作が良く分からないのですが。。。

ゲーム自体は出来ました。

 

このゲーム機、対面式で、どちらに座ってもゲームが出来るようになっています。

なので。。。

 

 

反対側にもコンパネがあり、ボタンがあります。

こちらも効きが悪く、操作できないので同じくバラして掃除します。

 

反対側と同じく基板のハンダを吸い取って取り外します。

 

 

パネルからボタンを取り外し。。。

 

 

こちらも反対側と同じく錆びていました。

ボタンを27個、掃除してパネルを塗装して組み込みます。

 

 

後は基板にはんだ付けして組み付ければ完成です。

 

 

ここに書くと一瞬ですが、実際には結構な時間がかかっています。。。

組み込んだら、反対側も動作チェックです。

 

 

ボタンの反応は問題ありません。

これでやっと普通にゲームが出来るようになりました。

 

 

テーブルのガラスも取り外して掃除しましたが。。。

キズが多くて、傷は流石に消えませんでした。

 

出来ればブラウン管から液晶に変更したい所ですが。

とりあえずは完成です!

 

さて、このゲーム機を貰ってきて修理したけど、どうしようか悩み中です。。。

 

 

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