無事にエンジン始動するようになったCB125J。
フロントフォークからのオイル漏れが激しいので、シール交換です。
フレーム部分をジャッキで上げます。
タイヤやフェンダーを外します。
このCB125Jはディスクブレーキですが、油圧式では無くワイヤー式です。
なかなか凄い構造ですね。
フロントフォークを取り外しました。
ダストブーツを外し、
オイルシール部分のスナップリングを外します。
スナップリング下のスペーサーも外します。
アウターチューブの底のドレンボルト。
通常は六角のボルトで固定されていますがプラスのボルトです。
このフォークはアウターチューブ横にドレンボルトがありました。
と言う事はアウターチューブ底のボルトは違う役割でしょうか。。。
試しにこの状態でインナーチューブとアウターチューブを引き離してみます。
普通に外れました。
アウターチューブ底のあのプラスボルトは結局何だったのでしょうか。。。
オーナー様が交換部品と一緒にパーツリストも持ってきてくれました。
パーツリストにも掲載されていないアウターチューブ底のボルト。
深く気にせず。。。両方のフォークを分解します。
分解したら、インナーチューブの曲がりをチェックしておきます。
曲がっていますね。。。
本来ならば交換が望ましいですが、交換部品が無いので今回はこのままで。
次にオイル漏れが発生した時にはインナーチューブも交換する方が良いです。
CB125のフロントフォークは他の車両のフォークを流用できないのでしょうか。。。
オーナー様が持ち込まれた部品たちです。
フォークオイルシール
品番:90756-149-841 (パーツリスト品番:90756-118-003)
スナップリング
品番:94521-40000
フォークダストシール
品番:51425-118-023 (パーツカタログ品番:51425-118-013)
ドレンパッキン
品番:90543-273-000
持ち込まれたパーツを全て新品に交換しました。
フォークオイルも新品に交換です。
オイル量:107.5cc
パーツリストがあると便利ですね。
長くバイクに乗られるなら、パーツリストを持っておくのが良いと思います。
特に古いバイクとなるとパーツを探すのも大変なので。。。
フロントフォークを元通り組みなおして完成です。
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