CF50 シャリーの修理 その6

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シャリーのフロントタイヤが届いたので交換していきます。


パッと見た感じは問題なさそうなタイヤですが。。。

サイド部分にひび割れが見えます。
タイヤも古いので、交換してしまいます。

ジャッキアップして、フロントタイヤを浮かせます。
スピードメーターケーブルとフロントブレーキケーブルも外します。

あとはセンターのボルトを外せばタイヤとホイールが外れます。

結構錆びがあるので、綺麗にしたい所ですが。。。
レトロさを残したいとのご希望なので、あえてこのままで。。。
ブレーキドラム部分は綺麗に掃除しておきます。

タイヤは2003年のモデルですね。
今から約16年前のタイヤです。

タイヤを外す為に空気を抜いていきます。
ムシと呼ばれるバルブコアを緩めて空気を抜きます。

空気が抜けたら、ビードを落としていきます。

本当はビードを落とす機械もあるのですが。。。
原付くらいのタイヤサイズならば、タイヤレバーでビードを落とせます。

一周全てのビードを落としたら、反対側も同じくビードに落とし込みます。
ビードが落とせたら、手前側をビードに落とし込んだ状態で、
奥側からタイヤをめくるように外していきます。

タイヤが外れたら、エアバルブを交換します。

タイヤ交換の度にエアバルブも交換しておく方が良いですね。
意外と古いバイクなどは、このエアバルブのゴムが劣化してエア漏れが起こります。
綺麗に外そうとしたのですが。。。折れました。

新品のエアバルブを差し込みます。
これがとても固いです。
ゴムの部分にタイヤワックスなどを塗って、ドライバーの先にエアバルブを装着して。。。
そのまま差し込めば、結構簡単に入ります。


これくらいホイールのセンター部分と距離が無い場合は、
本来ならばL字のエアバルブが良いですが。。。
在庫がストレートのみだったので、このまま行きます。

ローテーションがあるので、注意して組み込みます。
方向を間違えて組み込むとダメなので確認しておきます。

この黄色い印がエアバルブの所へ来るように組み込みます。
これは片側組み込んだ状態で調整できます。
完全に組み込んでしまっても。。。根性でタイヤを回せるかもしれません。

ビード部分にビードワックスを塗って組み込んで行きます。

黄色い印とエアバルブの位置も併せます。

組み込みが完了したら、エアを入れていきます。
2.2kgあたりまで入れれば、パンパンとビードが出て来ます。


あとは元通りに組み付ければ完成です。

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