Dトラッカーの調子が悪い。との事でお預かりです。
通勤中に途中でエンジンが止まった。オーバーヒートではないのか!?
タンクに何も入っておらず、空っぽでも大丈夫なのか?
と言われてバイクを持って来られました。
お客様の言うタンクはこれでした。
クーラントのリザーブタンクです。
純正では無く外品のタンクでしたら、劣化してひび割れていました。
クーラントは漏れ出しており、中は空っぽの状態でした。
それと、その横にあるブレーキのリザーバータンクも空っぽだと言われておりました。
開けてみると。。。確かにほぼ空っぽです。
250ccクラスの車検の無いバイクでは、この辺りの点検もほぼされていない事が多いですね。
リアのブレーキフルードと同時にフロントのブレーキフルードも交換しておきました。
キャリパーの固着等も無く、動きは問題なさそうです。
ブレーキパッドもまだまだ使えそうなので、今回はフルード交換のみです。
オーバーヒートを疑われていたので、水回りも点検です。
ラジエーター内の水は少なくなっていました。
が、オーバーヒートを起こすまで空っぽでも無い感じでした。
念のためにクーラントも全量交換します。
ウォーターポンプ下のドレンから水を抜きます。
水回りをじゃぶじゃぶと洗い。。。
新しいクーラントを入れてエア抜き作業です。
ラジエーターファンが回るまでエア抜き作業をします。
特にオーバーヒートの症状も無く、ファンも回っているので大丈夫でしょう。
いつもの海まで試運転です。
タイヤも悪くなっているので、そろそろ交換時期ですとお伝えして納車しました。
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