YAMAHA発電機の修理②

posted in: 修理, ブログ | 0

リコイルスターターを修理した発電機と同時にやって来ました。

同じくYAMAHAの発電機です。

この発電機の症状は、チョークが効かない。との事です。

早速エンジン始動して確認します。

 

エンジンはスターター一発で始動します。

が、アイドリングが続かず、5秒程度でエンジンが停止します。

エンジン回転が不安定になる。などの症状も無く、始動後5秒程度で突然止まる。と言った感じです。

 

チョークを操作してもしなくても状況は同じ。

3回程やってみましたが、やはり始動後5秒程度で止まります。

 

とりあえずはキャブを確認してみます。

 

 

スターターコイル横のエアクリーナーボックスを開けます。

 

 

エアクリーナーを外すと、キャブの入り口が見えました。

チョークを引いた状態と

 

 

チョークを戻した状態。

動作に問題はありません。

チョークはちゃんと作動している事が分かります。

 

 

エアクリーナーボックスを外せばキャブが見えます。

キャブを外します。

 

 

キャブの中は綺麗でした。

特に詰まりもありませんでしたが、バラしたついでに掃除しておきます。

 

 

上側にあるスロージェットでしょうか?

こちらも外して、中の通路を掃除しました。

 

 

元通りに組みなおして、再度エンジン始動。

 

しかし。。。何も変化しておらず約5秒でエンジン停止。。。

 

エンジンの回転が不安定等でも無く、点火カットでエンジンが止まる感じです。

プラグも確認しましたが、特に問題は無さそうです。

 

何かの安全回路が働いてエンジンを止めているのかと、スイッチ類も見ましたが。。。

よく分かりません。

 

もしかしてエンジンオイルが少なくて安全回路が働いているのかと思いオイル量をチェック。

すると、エンジンオイル量が少ない。。。

 

オイルレベルゲージが無いので、注入口ギリギリまでオイルを入れるタイプです。

手持ちのオイルをギリギリまで入れてみました。

 

 

オイルを入れてエンジン始動してみると。。。

エンジンは止まらずずっと動いていいます。

 

こんな小さな発電機にオイルレベルセンサーが装着されているようでした。

なんとも遠回りしましたが、何とか完成です。

 

エンジン始動しても、すぐにエンジンが止まる場合には、まずオイル量のチェックですね!

良い勉強になりました。

コメントを残す